ロゴを作る時に考えたあれこれを語る

2019.3.14

ここ三日くらい、びっくりするくらいハッピーに過ごしてました。人の優しさに触れたら自分も優しくなれるんだなぁとしみじみ思います。にんげんっていいな。感謝。
ブログ2回目にしてちょっと重いですね。すみません。今回はロゴについて語りたいと思います~。
 
❖ Whiteout(タイトルロゴ)
 
 
Whiteoutは幸福のラルカより以前から制作を行っていたので、サークルで最初にできたロゴです。なのでかなり前に作ったロゴで、時間が経つと「ああ~こうすればよかった~」と負の念が出てくるのでヒヤヒヤしてたんですが、そんなこともないので結構気に入っているようです(自己分析)
作品のイメージは「雪」です。「雪=結晶」など、ほとんどの方が同じことを連想するものは伝わりやすく、作品の顔になるロゴに取り入れるのに適していると思っています。私も(引き出しは多くないので)積極的に取り入れるタイプなのですが、Whiteoutに取り入れるのは「うーむ」となりました。というのも、情報サイトを見ていただくと分かるのですが、Whiteoutは薄暗いお話です。陰と陽でいえば、確実に陰の要素が大半を占めます。いや、陰湿という意味ではなく、ずっと空が曇ってる、みたいな(説明が下手すぎる)
そういうこともあり、雪を使うと綺麗なイメージが先立ってしまう可能性があったので、思い切って使わない方向にシフトしました。かといって他に使うイメージも浮かばなかったので、文字だけのロゴに決定。文字だけとするとインパクトを出さないと寂しい印象になってしまうので独り立ちしてくれそうなフォントを探して、バランスよく配置して、小さく文字を入れるといい感じになる法則を信じて「ホワイト-アウト」の文字を入れてます。e-oをスラッシュで繋げた部分が特に気に入ってます。黒一色だとのっぺりした印象になるので、グランジ(かすれたような)加工をして完成です。この加工が意外と物語ともリンクしているのでやってよかったです。まだ公開できてないのに言う。がんばります。
Whiteoutは元々数年かけて作る予定のゲームなので、途中でロゴが微妙に変わっていたら「あ、負の念が出たんだ」と笑ってやってください。ははは。
 
 
❖ 幸福のラルカ(タイトルロゴ)
 
 
作品のイメージは「カフェ」です。そのまんまじゃないか。でもロゴで作品がイメージできるのは大事なので、「カップ」と「カフェの入口にあるランプ(お店の明かり)」をキーアイテムにすることにしました。
ロゴを作る時はまず、横長にするのか、フレームの中に収めるのか、とか配置を考えます。私は英語のロゴを作ることが多く横長ばかりになるので、せっかく日本語のタイトルなので四角に配置することにしました。どうしよう。配置が決まっただけですでに楽しい。
円とか四角とかベーシックな図形以外は基本的に商用フリーの素材を利用させていただくのですが、イメージに近いものを見つけるのがこれまた難しくて四苦八苦します。なんならここが一番時間がかかる。でも探している間に新しいアイディアが浮かぶこともあるので、嫌いにはなれない作業です。いや、本当は大好きなのかもしれない。書店で素材集を見るのはもはや趣味。
フォントはラルカの舞台のイメージに近いヨーロッパを連想できそうなエレガントなフォントを選んで、パーツを伸ばしたり引っ込めたりずらしたりして配置しました。ゲームプレイ後にロゴを見て「あ、なるほど」と思ってほしかったので、福の文字に歯車を入れました。幸福の中に隠された歯車の意味とは……的な……(書いててちょっと恥ずかしくなってきた)フレームは元々なかったんですが、あった方がまとまりがよかったのでフォントの雰囲気とあうフレーム素材を使わせていただきました。
地味に下にあるカップ&ソーサーが一番のお気に入りです。カップにも色んな種類があって、ラルカの場合、コーヒーカップよりもティーカップのイメージで、取っ手も半円ではなくちょっとオシャンな感じなのかなと。それに近づけるためにあれこれしてました。地味ですけど。でも本当にここが一番苦労した。ランプはびっくりするくらい早く決まった。素材を配布してくださっている方には頭が上がりません。そして、優しいけどどこか影のあるようなキラキラ加工(謎の加工名)をして完成です。
余談ですが、当初四角にとらわれ過ぎて、ぎゅっと詰まった感じに配置していました。そしたら、真ん中の「の」が上にめり込んで「幸の福ラルカ」に見えるような気もしてたんですね。なんだ、「幸の福」って。でもあれこれ配置を変えている内に「いや、そんなことはない!自分を信じろ!」と思い、そのまま他のパーツを作っていきました。といいつつチキンなので、いつも少しでも不安に感じることがあったら第三者の意見を仰ぐようにしていて、発表前に知人に確認してもらったところ「幸の福ラルカ……?」と何とも言いづらそうに教えてくれました。知人もおかしいなって思ってたんだと思います。なんか変なところに「の」があるタイトルだなって。「最の高」的な……?って。信じるべきは私の感覚ではなく最初に感じた違和感だったのだと学び、またひとつ大きくなれました。誰かに確認してもらうって大事ですね。
 
こうやって書き出してみると、色々考えて作ってたんだな~と思いました。作っている間は「うお~オラにロゴ制作なんて無理だったんだ~」なんてことばかり考えているのですが、終わってしまったらその苦しみをコロッと忘れる鳥頭なので、ちゃんと考えていたことに感動してます。ロゴも作品の一部なので、これからも大切にしていきたいです。微調整はするけど。
 
次回はお手伝いさせていただいたロゴを語りたいな~と思います。